他の現場で驚いた事
私は、今まで、『嵐』『Hey! Say! JUMP』『A.B.C-Z』のライブにお邪魔した事があります。
「嵐のワクワク学校」に登校すると、後輩グループが参加するようになったのもあり、本当に色々なグループを生で見ることが出来ますよね。
それと同時に、ファンもグループによって全然違うのだなと思いました。
わたしが訪れた色んなグループの中で、特に驚いたグループのファンは『A.B.C-Z』のファンです。
これは、えび(A.B.C-Z)のライブでの出来事。
2017年7月30日 5stars 5years Tour
大阪城ホールの公演
私達は、最近"アンコール"に関して、して当たり前だと思っているような気がします。
銀テープを飛ばすタイミングや、グループ名を叫ぶ所、メンバーの挨拶などを1回目のアンコールに持ってくる事が多いからこそ、最初からアンコールの存在があるかのように感じます。
そしてオーラスだけは特別
大体ファンも普段の+1回を期待して、いつもの回数が終わっても待っていますよね。
オーラス以外では?
初日にした回数のアンコールが終了すると席を立ってしまう人は多いなと感じます。もちろん電車の都合もあるでしょう。
私もそうでした。片付けをし始めていました。
規制退場が始まっても、粘ってコールをした事がありませんでした。(もちろんスタッフの指示に従った方がいい場合もあるとは思う)
それが、えびのライブで初めて経験しました。
大阪はツアーの初めの会場で、その公演は確かに大阪最終公演でした。
アンコールが終わり、スタッフも出てきて、「もう帰ろうね」っていう雰囲気だった。
そんな中、ダブルアンコールを願うコールが聞こえて来た。
「おっするんですか?粘るんですか?」的な雰囲気になり、もちろん帰る人もいましたが、段々コールの声が大きくなりました。
大阪城ホールは規制退場がありません。
だから強制的に帰らされる事はありませんが、明らかにスタッフは「もう無いよ〜はよお帰り」な雰囲気でした。
結構粘ったものの、席を立つ人も目立ち始め、「あ…これは無理かな…」と思い始めました。
そう思ったタイミングが皆一緒だったのでしょう。
まるで打ち合わせをしたかのように、コールの声がいっせいに拍手に変わりました。
メンバーも出たかったけど、帰りの時間やお客さんの退出時間等、様々な理由があって出てこられなかったのでしょう。
そのメンバーに対して、また大阪公演を終えたメンバーに対して、拍手で終えた素晴らしい公演でした。
本当に息がぴったりだった。
そして私は、拍手をしてコールを終わるライブを初めて見ました。
きっとメンバーには届いていたと思うし、なんて素晴らしいファンを持ったグループなんだと思いました。
えびとファンの距離は本当に近いです。
メンバーがステージを降りて、ファンに「今後の会報企画」を聞きに行ったりするんですよ!
凄く温かいグループとファンだなと思いました。
それぞれのグループに、それぞれの良さがあるけれど、えびさんとファンの温かさにホッコリした1日でした。